まだ嘘をつけていないのよ、エイプリル
2015.04.01
「お米を食べると太る」は嘘?ホント?
昔からの流れで考えてみると
お米の1人辺りの年間消費量は
昭和37年度 118.3kg
時を経て
平成21年度 58.5kgと1/2に減っています。
現代を基本に考えれば、その昔は2倍消費していたとすると「太る」と言われる由縁かもしれませんね。
1/2に米の消費が減ったなら現代人は「米以外のものを食べている」ということになります。
加工品の油や脂質は圧倒的な比重になります。
お米は炭水化物で太るから、抜いて違うものを食べる!ということで主食のお米と一緒に食べるおかずの量よりも増えていってしまいます。炭水化物からカロリーを摂った場合よりも油や砂糖からカロリーを摂ったほうが皮下脂肪に変わりやすいと言われます。
お米=炭水化物ですが、炭水化物は分解されると
脳の唯一の栄養源とされる「ブドウ糖」になります。
ブドウ糖が不足すると脳も「やる気起きないよ~」と働きが鈍くなります。
ブドウ糖、中々やりますな・・・。
糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、カルシウム、鉄分、マグネシウム、亜鉛、食物繊維。
ご飯にはこんなにも栄養素が含まれています。
栄養価がとても高い食べ物です。それだもの、太るわけでしょ!?
そこで前途に書いた「お米の消費量の減少に伴って、加工品等に消費が増加する」
話に戻るわけです。
ご飯を抜いたり減らして、その分おかずの摂取量が増えるということは、皮下脂肪になりやすい油などを多く摂取してしまうということです。お米の消費量が半減しているにも関わらず肥満者が増加していることが分かり易いかと思います。
結果論で言えば、何であれ「食べ過ぎない」こと。「腹八分目」が調度いいということですね。
過度なダイエット等でエネルギー源である、炭水化物ややってくれるよブドウ糖等の摂取が少なくなると身体にも変調を来します。
美味しいご飯と、ほどよいおかずと、健康的な食生活がやはり大切なのではないでしょうか。